2008年5月度 ボランティア・グループ月例会
博物館ボランティア・グループの5月度月例会が行われました。
先日のUS-1A機内特別公開の反省事項や、収蔵庫/工房内の整理/片付活動の
報告など行いました。
また、工房内整理の仕上げとして、サルムソン2A2実機胴体の移動作業を行う予定
ですが、その作業前事前知識として、「文化財としての航空遺産」の説明を行いました。
現在、工房内で展示中のサルムソン2A2実機胴体は、ウェルカム・ハウスに展示の
復元機製作の資料として、国立科学博物館から借り受けたもので、
大正時代に製作されたサルムソン2A2(乙式一型偵察機)の日本に現存する
唯一の実機胴体で、大変貴重なものです。
【サルムソン2A2実機胴体】
【こちらは博物館内ウェルカム・ハウスに展示のサルムソン2A2復元機】
今月の展示機説明は、F-104Jの整備経験のあるノリタさんによる
「F-104J戦闘機・実機解説編」でした。
整備経験者のお話だけあって、とても濃い講義内容でした。
今日は時間があまりなく、講義途中で次回持ち越しになってしまいましたが、
続きが楽しみです。
次回のボランティア月例会は、6月7日(土) 10:00~の予定です。
月例会の後、工房内のサルムソン2A2実機胴体の移動準備と、
各部の現状記録のための写真撮影を行いました。
ちなみに、今日は外が雨模様だったため、雨に濡れるのを避けるために
サルムソン実機胴体の移動作業は来週に延期になりました。
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