2008年8月度 ボランティア・グループ月例会 他
1.博物館ボランティア・グループ8月度月例会
博物館ボランティア・グループの8月度月例会が行われました。
今月の議題は・・・
・7月20日、21日の収蔵庫展示公開(KM-2練習機とT-1 #801号機など)の支援活動報告
・7月26日のT-3搬入作業の報告
・・・など。
今月の展示機説明は「ハンス・グラーデ単葉機」を取り上げました。
STOL実験機「飛鳥」の上に吊り下げ展示されている本機は、
明治43年12月14日、日本で初めての動力飛行に成功した飛行機です。
# 公式記録では、12月19日のアンリ・ファルマン機の飛行が日本初とされているのですが、
# その5日前の滑走試験で、グラーデ機が勢い余って飛んで(ジャンプして)しまったので、
# これを「日本初」とする考え方もあるのです。
実機は明治44年に事故で失われてしまったため、展示の機体はレプリカですが、
1995年に古典機研究家の早川博康氏・光田春男氏他8名のボランティアグループ
「グラーデ復元の会」によって、忠実に復元されたものです。
次回のボランティア月例会は、9月6日(土) 10:00~の予定です。
2.屋外展示機US-1Aの再塗装作業開始される
※ ボランティアによる作業ではありません。
待ちに待ったUS-1A救難飛行艇の再塗装作業が始まりました。
【こちらの写真は再塗装前の退色が進んだUS-1A。 2008年7月12日撮影】
【機体周囲に作業足場が組まれました。 塗装作業の着手はまだです】
【機体全体が塗料飛散防止ネットで すっぽり覆われてしまいました】
再塗装が完了するのは、9月末頃になりそうとのことです。
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