2011年1月度 ボランティア・グループ月例会とKV-107IIの点検
1.博物館ボランティア・グループ1月度月例会
博物館ボランティア・グループの1月度月例会が行われました。
今月の議題は・・・
1) 博物館からの連絡事項
館長から
・新年の挨拶。
・今年は博物館開館15周年。記念イベントを企画中。
・小惑星探査機「はやぶさ」カプセルの展示が4/30、5/1に予定されている。
詳細日程は今月末に決定。
・YURI-I人力ヘリのブレード復旧作業を2月中旬に予定。
2) 先月の活動報告
・展示機状況報告
屋外展示機YS-11の操縦席仕切り扉の製作、ウェルカム・ハウスの模型修理、
T-3前席の姿勢指示器故障について報告。
3) ディスカッション
・ボランティアグループ用ジャンパーの新規製作について
4)展示機説明 「UF-XS実験飛行艇」
今月の展示機説明はUF-XS実験飛行艇。
【UF-XS実験飛行艇です。 2007年、T-3初等練習機搬入前の撮影】
国産飛行艇PS-1の開発に先立つ飛行艇技術研究のために、米海軍から
供与されたグラマンUF-1(の空軍型SA-16)を大改造して1機だけ作られた
実験飛行艇UF-XS。
日本が世界に誇る STOL飛行艇・・・ PS-1対潜飛行艇からUS-1救難飛行艇、
そして現在のUS-2救難飛行艇につながる、その基礎となった実験機です。
【こちらはUF-XSの原型グラマンSA-16。 2006年に米空軍博物館にて撮影。
コイツに日本が持てる飛行艇技術の全てをぶち込んで、原型を留めないほどの
大改造を施したのがUF-XS実験飛行艇です。】
説明ではUF-XS製作の経緯や実施された実験の内容のほか、
静岡県清水市でスクラップ寸前だった機体の修復の過程を記録したビデオの
上映を行いました。
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次回のボランティア月例会は、2月5日(土) 10:00~の予定です。
2.KV-107IIヘリコプターの点検
今日は屋外は寒くて、どうしようかとを思っていましたが、ボランティアの皆さんの
熱い要望でKV-107IIバートルの点検を実施しました。
【機内換気と後部ランプ扉の開閉チェックを行いました。 ボランティア坂本さん撮影】
昨年春に機内が荒らされるという悲しい事件が起こって以来、機内公開は
行われていませんが、監視員をつけられるイベント開催時には公開したいところです。
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