展示機維持活動・YS-11の水洗い2012
ぎふ清流国体の開催が近く、来館者が増えそうだというのにですね、
YS-11をキタナイままにはしておけぬわ!
・・・てな具合で、今日はYS-11の水洗いを行いました。
日向になる胴体右舷側は塗装の劣化が進んでいて、下手にゴシゴシ擦ったら
塗装が剥がれて地肌が出かねませんし、汚れ自体はそれほどでもないので、
水洗いするのはコケ生したような感じになっている胴体左舷側としました。
【水洗い前。 毎度のことながら、日陰になる胴体左舷側の汚れがヒドイ】
今日は参加ボランティアさん3人でしたが、効率よく(?)作業を進めて
お昼までで胴体左側面の水洗い完了。
【機内公開を中断してしまいご迷惑おかけしておりますが、水洗い実施中です。】
塗装面が劣化し、うす~くなって所々剥げてしまっているところもあり、
もうYS-11 ホントに限界だー (T_T)
それでもボランティアの皆さんの”精一杯の努力”の水洗いで、それなりに綺麗になった
・・・と思います。
【YS-11 水洗い後です。 なんとかコケ生し状態は脱したか】
ほんでもって、エンジンのインテーク・カバー製作の方はというと。
プラダンを3枚重ねた板の周りにクッションとしてウレタンを取り付けたのを
作ったので、実機でフィットチェック実施しました。
が、今度はスキマができてしまって、またしてもやり直しだー。
【あらら、今度はスキマができちゃった。 ウレタンを厚くするしかないです】
そんなこんななYS-11でありますが、今年は初飛行から50周年なのであります。
かかみがはら航空宇宙科学博物館でも記念イベントとして、講演会を開催する予定です。
講師はYS-11の設計に関わられ、「世界の傑作機」等の航空関連書籍での技術解説を
されておられる、鳥養鶴雄さんです!
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/museum/event/index.html
岐阜基地航空祭の前日の10月27日(土)です。 これは楽しみですよ。
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