YS-11初飛行50周年記念講演会
今日はYS-11初飛行50周年記念イベントとして、同機の開発・設計関係者の
鳥養鶴雄さんによる講演会が催されました。
【YS-11初飛行50周年記念講演会の模様】
実際にYS-11の設計に関わられた方ならではの、開発段階からエアラインで
運用が始まってからの様々なトラブルへの対応、そのエピソードや教訓などについて
約1時間半、質疑応答を含めると2時間近く、お話していただきました。
賛否両論、様々な教訓を残したYS-11の開発・製造。
旅客機を作り、販売するというのは、どういうことなのか。
本当に興味深く、色々考えさせられる内容でした。
聴講者は中高年の方が多かったような印象でしたが、若い人達にも聞いて
欲しかったと感じました。
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YS-11パネル展のほうも、新たに故・土井武夫さんがお持ちであったYS-11関連の資料
(のコピー)を追加展示しました。
【YS-11パネル展の展示物追加。 三面図や日本航空機製造の社内誌など】
三面図は土井武夫さんの落書き入り(何かの検討に使ったらしい)だ! (^_^;
日航製の社内誌(NAMCニュース)はYS-11の試作機ロールアウト、試作機初飛行、
東京オリンピックの聖火輸送などの記事を抜粋して掲示しています。
また、会場内で当博物館の展示機である第2099号機(登録番号JA8731)の
岐阜飛行場ラストフライトの映像も上映。
【今日のYS-11です。 週明けから、念願の再塗装作業開始です。】
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