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2012年11月25日 (日)

YS-11エンジン・インテーク・カバーの取付け 等

YS-11のエンジン・インテーク・カバー新規製作品の取付け、再塗装の完了を待ってから、
ということで先延ばしにしていましたが、本日、取付けを行いました。

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 【YS-11のエンジン・インテーク・カバー。 これはもともとのやつです】

16年も風雨にさらされ、スズメに啄まれていればボロくもなりますな。

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【新たに作製したインテーク・カバー。 開口部に嵌るタイプにしました】

プラスチック・ダンボールと発泡ウレタンで作りましたが、耐久性は??
我ながら、苦労した割に出来もイマイチだ (-_-;

今更ながら、防水布を縫ってクッション式にしたほうがよかったかもしれない。
・・・まぁ、しばらくこれで様子を見ましょう。

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   【見た目はかなり良くなったと思いますが、いかがでしょうか?】

その他、T-3初等練習機の風防放出レバーの保護カバーの製作・取付とか。

操縦席への体験搭乗に供されているT-3ですが、前席の右前方にある、
非常脱出時に風防を放出(というか可動風防がレールごと外れる)するためのレバー。
(T-3は座席は飛んでいきません(^_^; )

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【黄色いのが風防放出レバーで「引け」って表記されてますが、引いちゃダメ。
 上から「サワルナ」って書いたテープ貼っていたのですが引いてみたくなる??】

さわっちゃダメだって言ってるんだけれども、ふとしたはずみにレバーを引こうとする
子供が多いからなんとかして!という担当ボランティアさん達の要請を受けて、
透明アクリル板で作ったカバーを取り付けました。

元々あるネジ穴を使って取り付けたので、オリジナル構造に穴をあけたりはしていませんが、
STOL「飛鳥」の操縦室仕切り板と同じく、あまり嬉しくない処置です。

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【前席の風防放出レバーに透明アクリル製のカバーを取り付けました。】

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2012年11月18日 (日)

収蔵庫公開2012秋

博物館の収蔵庫公開が行われました。

常設展示しきれない機体や収蔵物を保管している収蔵庫は、
普段は見学不可なのですが、年に数回、ボランティアの皆さんの協力で
一般に公開しています。

収蔵庫内に保管中の収蔵機・収蔵物は主なものを挙げると

・KM-2練習機 6255号機
・T-1ジェット練習機 #801号機(T-1の試作1号機)
・KAT-1練習機 第2号機(登録番号JA3100)
・霧ヶ峰K-14型プライマリ・グライダー
・XF-3エンジン(T-4ジェット練習機の試作エンジン)の空中試験用ポッド
 (C-1 FTB機の主翼に装着されていたもの)
・エンブラエル170型旅客機の外舷フラップ
・瓦斯電ロ式八十馬力発動機(ル・ローンC型回転式エンジン)
・大正時代の木製4翅プロペラ(ショートF-5飛行艇のプロペラ?)

などなど。

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【KM-2練習機です。 分解された状態ですが、これが飛行機の構造を説明する上で
   とても好都合で、意外と好評。 翼の取付け部なんて、普段は見れませんしね】
(ボランティア坂本さん撮影)

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【T-1ジェット練習機#801号機。  本機は戦後の国産ジェット第一号です。】
(ボランティア坂本さん撮影)

収蔵庫公開にあたり、収蔵庫内の片付け・清掃や収蔵物の配置等の準備に
ご協力いただいたボランティアの皆様、ご苦労様&ありがとうございました。

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2012年11月10日 (土)

YS-11リペイント完成記念イベント

念願だった屋外展示機YS-11の再塗装、遂に完了です! \(^o^)/

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【再塗装前のYS-11。  後部胴体の青色塗装が、かなり薄くなっていました】

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【今朝のYS-11です。 12年ぶりの再塗装で美しい姿を取り戻しました (^_^)v】

というわけで、その完成披露を兼ねて

展示YS-11の寄贈元であり、今回の再塗装を行ったANAグループとの
コラボイベントが催されました。

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         【博物館とANAの関係者によるテープカット】

抜けるような青空の下、YS-11をバックにした記念写真撮影会のほか、
館内ウェルカム・ルームではANAグループのパイロットやキャビンアテンダント、
整備士の方々による「空のお仕事」航空教室がおこなわれました。

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  【YS-11の前で記念写真撮影会です。 天気が良くてよかった・・・】

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   【エアラインの「空のお仕事」を紹介する航空教室の様子です】

航空教室で講師をしていただいたパイロットとキャビンアテンダントさんは
かつてYS-11に搭乗・勤務された経験のある方で、
YS-11の思い出話なども織り交ぜて説明をしていただけました。

子供向けの航空教室という位置付けでしたが、大人が聞いていても
とても興味深く、面白い内容でした。
YS-11のお話なんて、今となってはそうは聞けませんしね。

惜しむらくは、今日は他所で開催されていた各務原市の産業・農業祭と
重なってしまったことや、市内の小学校は登校日のところが多かった(?)せいか、
子供の参加がいまひとつで・・・。 「大きなお友達」の方が多かったよ (^_^;

とはいえ、こういうエアラインの航空教室のようなイベント、非常にいいな、と感じました。

各務原というと、戦前・戦中は旧軍、戦後は自衛隊の航空基地の街という
イメージがどうしても強いのですが
市内には旅客機の部品を製造している会社・工場も数多くあるわけですし、
民間航空をテーマにした展示やイベントにも力を入れていけたらと思います。

ANAグループの皆様、楽しいイベントを企画していただき、ありがとうございました。
航空教室、ホントに良かったです。 また当博物館で催していただきたいです。

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【航空教室の参加者には、ANAのB787のステッカーとクリアファイルの
                  プレゼントがありました。 いいでしょ (^_^) 】

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2012年11月 4日 (日)

US-1A機内特別公開2012・秋

毎年恒例・年2回実施の屋外展示機US-1A救難飛行艇の機内特別公開が
博物館ボランティアの皆さんの支援の下、行われました。

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【今日のUS-1A。抜けるような青い空に、幾筋もの飛行機雲が映えますね】

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【毎度のことながら、US-1A機内特別公開は盛況(ボランティア坂本さん撮影)】
             

午前・午後の部とも整理券が早々になくなっちゃう人気ぶりでした。

・・・ただ、屋外展示16年目のUS-1A #9078も、経年による機内部品の劣化損耗が
目につくようになってきました。
右側面風防ガラスのクレージングは酷くなる一方ですし、内装のブランケットには
留め具が錆びて粉々になってしまっているものもあって、
屋外展示機の宿命みたいなものですが、良好な状態の公開は果たしていつまで
続けることができるでしょうか。 ウーン・・・。

~~~

YS-11の再塗装作業は今日も行われていて、ぱっと見は9割方(?)完了といった感じです。

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【再塗装中のYS-11と、機内特別公開中のUS-1A。 青空の飛行機雲が(以下略)】

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【再塗装により往年の色艶を取り戻しつつあるYS-11。
  US-1A公開の後片付け後の撮影なので、日が暮れかけてますが (^_^;】

昨日も書きましたが、
週末10日(土)には、YS-11再塗装の完成披露を兼ねたイベントがあります。

展示YS-11の寄贈元であるANAグループ共催の航空教室もあります。
綺麗な姿に蘇ったYS-11を見に皆さん来てくださいね。 (^_^)

イベントの詳細は各務原市公式WEBのイベント告知のページ
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/new_topics/20121102142731.html

現在、館内で催されているYS-11初飛行50周年記念パネル展も今月11日(日)までの予定です一応。

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2012年11月 3日 (土)

2012年11月度ボランティア・グループ月例会 他

1. 博物館ボランティア・グループ11月度月例会

博物館ボランティア・グループの11月度月例会が行われました。

P121103_1

今月の議題は・・・

1) 博物館からの連絡事項
 ・屋外展示機YS-11の再塗装作業進行中。 来週末には完了の予定です。
 ・YS-11再塗装の完成披露を兼ねて、機体の寄贈元であるANAグループと共催し
  記念イベントを11月10日(土)に行う予定です。(後述) 
 ・明日4日のUS-1A機内特別公開の調整。
 ・収蔵庫公開11月18日(日) 11:00~12:00、13:30~15:30

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【明日4日はUS-1Aの機内特別公開です。YS-11の再塗装も進んでいます。】

2) 先月の活動報告
 ・YS-11初飛行50周年記念パネル展 及び 記念講演会の準備等の支援を実施。
 ・展示機状況報告
  F-104J見学ステップの保護柵の固定ボルトが緩んでズリ下がっていたので修正、
  P-2Jのプロペラ・ブレード・カフスのマーキング再現完了、
 
  P-2J後部胴体内に雨水溜り発見/水抜きを実施、
  収蔵庫公開に向けた整理/清掃の実施 等

3) ディスカッション
 ・YS-11の操縦席など、普段公開していない展示物の写真を撮りたいとの
  来館者要望があった場合はどうする?
  -> 基本的にはNGで、当然ながら操縦席に座らせて欲しい等という場合はお断りする
    べきだが、撮影程度であれば知識のある職員やボランティアが立ち会いできる場合は
    可能な範囲で対応してあげるべきではないかと思う。
    もっとも事前に連絡をもらっていれば対応しやすいが、アポ無し突発の依頼は難しい。
    ケース・バイ・ケースの対応になると思う。
 ・収蔵庫公開の実施要領についての調整。
 ・US-1A機内特別公開での見学者特別プレゼントは数が少ないので、くじ引きにする。
 ・ウェルカム・ハウスの神風号展示についての提案

4) 展示機説明 「BK117ヘリコプター」
 今月の展示機説明は、地元各務原で生産されているBK117ヘリコプターです。
 報道ヘリや救難、ドクターヘリなど幅広く活躍していて、テレビで目にすることも多い
 ヘリコプターですね。
 川崎重工と独MBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム、現ユーロコプター・ドイツ社)
 との国際共同開発機であるBK117ヘリコプター。
 その開発の歴史やバリエーションのほか、当博物館の展示機について解説しました。

 Bk117_02_121103
 【展示のBK117の1機、構造強度試験02号機を展示用に改造したもの】

 Bk117_p5_121103
 【もう1機はBK117P5と呼ばれた、赤い色の次世代飛行制御システム実験機。
  実はBK117の原型試作機で日本で初飛行した第1号機という貴重な機体】

 “BK117”の名称の由来って知ってます??
 “B”はMBB(Messerschmitt-Bölkow-Blohm) 社のB(BölkowのB)
 “K”は川崎重工(Kawasaki)のK
 “117”は、開発当時にMBB社が自社のBO105ヘリコプターのファミリー機として
 計画していたBO107の“107”を付けようとしたのですが、
 107では川崎重工が生産していたKV-107ヘリコプターと混同するからという理由で、
 “117”になったんだそうです。

次回のボランティア月例会は、12月8日(土) 10:00~の予定です。

2. US-1A機内特別公開の準備

明日4日は屋外展示機US-1A救難飛行艇の機内特別公開・秋の部ということで、
機内の点検と換気を行いました。

3. 収蔵庫の整理 及び 収蔵機の清掃

博物館収蔵庫の特別公開が11月18日に決定、ということで先々週に引き続き
収蔵庫内の清掃と収蔵機T-1 #801号機などの清掃作業を行いました。

P121103_3
【T-1 #801号機のキャノピーを拭き掃除。  本機は戦後国産ジェット機の
 第1号機という歴史的に極めて貴重な機体のため、清掃にも気を使います】

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【こちらはEMBRAER170のフラップ。  今度の収蔵庫展示で一般初公開か?】
(ボランティア坂本さん撮影)

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YS-11再塗装の完成を記念として、ANAグループと共催する特別イベントは
下記の内容になるそうです。

日時:11月10日(土) 10:30 ~

内容:
 ・完成式典 10:30 ~
 ・航空教室(小学生対象、申込みが必要です)
  パイロットやキャビンアテンダント、整備士による「空の仕事」の紹介。
  11:00~12:00 と 13:30~14:30 の2回開催、1回あたり定員50名

  かかみがはら航空宇宙科学博物館まで電話かメールで申込みください。

 ・記念写真撮影会 12:10~12:40、14:40~15:10 

 ※ イベントの参加には入館料が必要とのことです。

 各務原市公式WEBのイベント告知のページ
 http://www.city.kakamigahara.lg.jp/new_topics/20121102142731.html

P121103_5
         【現在、再塗装作業が行われているYS-11】

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