« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月30日 (土)

謎のブルーインパルス??模型の展示作業

博物館に、とある飛行機の模型が持ち込まれたので、その展示作業を行いました。

その模型というのがこれ。

P130330_1
【この模型は・・・T-4ブルーインパルスっぽいですが、なんかちょっと違うような】

T-4ブルーインパルス機のようなのですが、塗り分けがF-86F時代の塗装??
それに、T-4に比べて全体的に細身で、とんがってるような。
エンジンのインテークも形が違うし。 ナンチャッテT-4ブルーインパルスか??

T4bi_101023
【ホンモノのT-4ブルーインパスルは、こうですよね~。 まるっこい。】

謎の飛行機模型の正体はとりえあず置いといて(^_^; 小汚かったので掃除です。

P130330_2
            【中性洗剤で汚れを拭き取り中です】

翼の後縁などに欠損や塗装の剥がれなどありますが、とりあえず修復はせずに
そのままの状態で、展示場に置くことにしました。

展示場の一画、T-4開発史コーナーのT-4風洞模型改造ブルーインパルス機、
もとい、T-4の風洞模型をブルーインパルス色に塗ったヤツ(^_^; の下に置きました。

P130330_3
   【T-4開発史コーナーに置きました。 小っちゃく見えますが・・・】

・・・さて、この模型の正体ですが、なんじゃらほい。

P130330_4

P130330_5

むむっ! 台座に"KA850"って書いてありますよっ。

この模型の正体は、1981年に防衛庁(当時)の次期中等練習機計画
(MT-X、後のT-4練習機)の提案要求に対して、
川崎重工が提出した機体案KA850なのでした。

T-4の設計案は、初めの頃はこんなスマートでとんがった飛行機だったのです。

”なんちゃってT-4”ではなく、深~くT-4に関係している模型なのでした。
そんなワケで、博物館の展示物になるのはある意味当然で、頷けるというもの。

この形状だった案が、開発が進むにしたがって、ブルーインパルスでおなじみの
T-4の恰好になっていったわけですね。

なお、なんでハチロク・ブルーインパルス塗装にされているのかは、よくわかりません (^_^;
提案時からブルーインパルスへの採用を意識していたのかしらん??

後日、本模型の説明ボードも用意される予定です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※ ボランティアの皆さんへ連

 来週4/6(土) 10:00~ 博物館ボランティア・グループの平成25年度総会です。

 ご参集よろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月23日 (土)

展示機維持活動・KV-107IIの点検

あったかくなってきたので屋外展示機の維持活動開始~!

・・・ということで、再塗装されて綺麗になったYS-11が
垂直尾翼の汚れが目立つようになったので、拭き掃除やろうと
思っていたのですが、

風が強くて高所作業は危険ということで、延期。

KV-107IIヘリコプターの清掃と機内の換気作業を行いました。

P130323_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月17日 (日)

双発戦闘機「屠龍」展の対応

昨日と今日とは、館内特設会場で開催中の
-各務原の航空史-双発戦闘機「屠龍」展の対応をしました。

展示されている「屠龍」の実機部品が少なくて、少々寂しいネという声があり、
どうしたものかしらん、と考えていたところ、

零戦計器板の忠実な復元で有名な中村泰三さんのご厚意で、
コレクションの「屠龍」の部品を貸していただけることになりました!

中村さん、ありがとうございます!

・・・そんな具合で、中村コレクションの「屠龍」実機部品の追加展示作業を
行いました。

P130224_4
        【これは先週までの展示ケースの状態です】

展示ケース内の配置を見直して、お借りした部品類を並べました。

また、展示部品が「屠龍」の機体のどの部分のものなのか分かりやすくするため、
「屠龍」の取扱説明書の付図を使って簡単な説明ボード(「これがそれ」みたいな)を
作成して、部品と一緒にケース内に配置しました。

P130317_1
【「屠龍」実機部品が増えた、今日の展示ケースです。
            なんか、見栄えもグッとよくなったような気がします。】

P130317_2
【追加展示となった部品。 エンジン・ナセル側面の点検パネルや
                 燃料タンクの一部、主翼桁の一部などです。】

燃料タンクの破片は、防弾目的でタンク表面に貼られたゴムがきれいに
残っている大変貴重なものです。

P130317_3
 【展示ケースの左半分には、エンジン関係の部品や計器を並べました】

それから、
「屠龍」の主任設計者の故・土井 武夫さんが、自身の双発機の設計について語った
「双発機の設計」講演記録映像の上映の第2回目が行われたのでその対応。

会場で常時上映している映像にも、土井武夫さんの講演時のものが使われていますが、
それは約1時間半にも及んだ講演を編集して6分程度にまとめた簡易版なのでした。

完全版は長すぎるし、そもそもが航空技術者向けの講演だったために内容が専門的で
一般見学者には難解ということもあって、平日は短く編集したものを流しているのですが、
全部が見たいというリクエストも多く、特別に完全版を上映する機会を設けたわけです。

P130317_4

次回の土井武夫さんの「双発機の設計」講演記録映像(完全版)の上映は、
「屠龍」展最終日の4月7日(日)です。 

---------------------

来週24日(日)午後は、かかみがはらシティマラソンの開催に伴い、
博物館周辺の道路の交通規制があります。 来館される際には十分ご注意ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 9日 (土)

展示機維持活動・P-2Jの点検

今日は天気がよく、ポカポカ陽気でしたので、
久しぶりに屋外展示機・P-2J対潜哨戒機の各部ハッチを開放して換気と
防錆油の塗布作業を行いました。

P130309_1
【本日のP-2Jです。 お天気が良く、杉花粉の飛散量も多かったようです(;_;)】

メイン・エンジンのサイド・カウルも開放。
岐阜基地航空祭の前日に開放するくらいなのですが、去年は鳥養鶴雄さんの
YS-11講演会の方に集中していたので開けてなかったんですな。

P130309_2
【メイン・エンジンのサイド・カウルを開放。 内部の状態まずまず良好です】

久々の開放点検でしたが、エンジン室内に小鳥やハチの巣は作られておらず、
エンジン本体の状態も若干の錆びは見受けられましたが、まずまず良好でした。

また、操縦室内の清掃も実施。
天気が良かったので、室内気温も上昇。 ちょっとやるだけで汗だくです。

# P-2Jの機内は暗くて非常に狭い他、オリジナル状態保護の観点から
# 点検・保全の時以外の立ち入りはしていません。

直射日光に晒されるコパイロット座席シートは劣化が進んでしまってボロボロ (T_T)
側面風防に入った亀裂の数も以前から増えてきています。
鹿屋基地史料館に展示のP2V-7やP-2Jの風防でも同様なので、亀裂が入るのは
ある意味宿命的なものなのですが、割れてしまったら、もはや代りは無いし・・・。
どうしたもんか。

P130309_3
【P-2Jの操縦室内を清掃中のボランティア・イズミさん。 暑い中ご苦労様でした】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 2日 (土)

2013年3月度ボランティア・グループ月例会等

1. 博物館ボランティア・グループ3月度月例会

博物館ボランティア・グループの3月度月例会が行われました。

P130302_1

今月の議題は・・・

1) 博物館からの連絡事項
 ・館長より先月のイベント支援のお礼のことば
  「屠龍」展 及び 立体凧作り教室のご支援ありがとうございました。
 ・3月24日(日)は、かかみがはらシティマラソンのため、博物館周辺道路の
  交通規制がありますので、注意ください。
 ・来年度のUS-1A特別機内公開は6月2日(日)と11月3日(日)を予定しています。
  収蔵庫公開の日程は別当調整(US-1A公開の2週間前くらいを考えています)
 ・新人ボランティアの紹介

2) 先月の活動報告
 ・展示機状況報告
 
  先月は「屠龍」展の準備に集中したため、展示機関係の活動は特になし。
 ・「屠龍」展の準備
  開催にあたり、掲示有孔ボードの補修作業や展示会場の準備などを行いました。
 ・飛行機凧作り教室の支援
  開催日当日は風が強く、屋外での凧上げはできませんでしたが、
  凧作り教室自体はご家族連れで賑わい、大変好評でした。

3) ディスカッション
 ・展示機に近づいての記念撮影サービスの是非について議論
 

4) 展示機説明 「OH-1観測ヘリコプター」
  今月はOH-1観測ヘリコプターを取り上げました。

  Ohxmockup2008
       【OH-1開発時に使用されたモックアップ(実大木型模型)】

  博物館に展示されているのは、OH-1の開発時に作られた実際に使用された
  実大模型です。
  よく間違われるのですが、本物のOH-1が木でできているわけではありません(笑)

  最近はコンピューターによるデジタル・モックアップが主流になってきているので、
  このような機体全部を実大模型は作られなくなってきました。

  そういう視点でみると、非常に貴重な展示物であるともいえます。

~~~~~~~

次回のボランティア月例会は、4月6日(土) 10:00~の予定です。

2. 「屠龍」展の支援

開催中の「屠龍」展の会場での展示物メンテナンスや来館者対応などを行いました。
今日は地元ケーブルテレビのCC Netが「屠龍」展を取材にきました。
(放映は3月13日予定とのことです)

P130302_2
    【ケーブルテレビのCC Netが「屠龍」展を取材にきました】

また、今日は午後1:30から「屠龍」展の関連イベントとして、
「屠龍」の主任設計者であった 故・土井 武夫さんが、自身の双発機の設計について
語った講演会の記録映像の上映会が行われ、その準備などを行いました。

土井武夫さんの「双発機の設計」講演記録映像の上映は、3月17日(日)と
4月7日(日)にも行われます。

http://www.city.kakamigahara.lg.jp/museum/event/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »