展示機維持活動・P-2Jの点検
今日は天気がよく、ポカポカ陽気でしたので、
久しぶりに屋外展示機・P-2J対潜哨戒機の各部ハッチを開放して換気と
防錆油の塗布作業を行いました。
【本日のP-2Jです。 お天気が良く、杉花粉の飛散量も多かったようです(;_;)】
メイン・エンジンのサイド・カウルも開放。
岐阜基地航空祭の前日に開放するくらいなのですが、去年は鳥養鶴雄さんの
YS-11講演会の方に集中していたので開けてなかったんですな。
【メイン・エンジンのサイド・カウルを開放。 内部の状態まずまず良好です】
久々の開放点検でしたが、エンジン室内に小鳥やハチの巣は作られておらず、
エンジン本体の状態も若干の錆びは見受けられましたが、まずまず良好でした。
また、操縦室内の清掃も実施。
天気が良かったので、室内気温も上昇。 ちょっとやるだけで汗だくです。
# P-2Jの機内は暗くて非常に狭い他、オリジナル状態保護の観点から
# 点検・保全の時以外の立ち入りはしていません。
直射日光に晒されるコパイロット座席シートは劣化が進んでしまってボロボロ (T_T)
側面風防に入った亀裂の数も以前から増えてきています。
鹿屋基地史料館に展示のP2V-7やP-2Jの風防でも同様なので、亀裂が入るのは
ある意味宿命的なものなのですが、割れてしまったら、もはや代りは無いし・・・。
どうしたもんか。
【P-2Jの操縦室内を清掃中のボランティア・イズミさん。 暑い中ご苦労様でした】
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