KAL-1の帰還 と KV-107IIヘリコプター再塗装
戦後の航空再開後の1953年に初めて各務原で作られ、
初飛行した飛行機であるKAL-1連絡機。
大阪の交通科学博物館に1966年に寄贈されて以降、永らく同館で
展示されてきましたが、
その交通科学博物館が今年4月で閉館となり、
KAL-1はその後どうなっちゃうの!?と行き先が心配されていました。
【大阪の交通科学博物館に展示されていたときのKAL-1連絡機】
そのKAL-1が、交通科学博物館を所有していたJR西日本と製造メーカーの
川崎重工業のご厚意により、
かかみがはら航空宇宙科学博物館で展示されることになりました!
KAL-1、実に48年ぶりの里帰りとなりました。
やったー! (^o^)
昨日11月28日、大阪から各務原に分解輸送されてきたKAL-1は、
博物館の収蔵庫に運び込まれ、即日再組立作業に着手されました。
本日、その再組立作業に立ち会いました。
【再組立中のKAL-1連絡機。 各務原に48年ぶりの里帰りです】
【KAL-1連絡機は各務原の戦後航空再開の記念碑的な飛行機です】
28、29日の2日間でKAL-1の再組立は完了しました。
現役当時、関係者から「おかるさん」と呼ばれていたというKAL-1連絡機。
おかえりなさい、おかるさん。 これからは大事にするからね。
館内への搬入・展示は来月上旬になるとのことです。
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屋外展示機のKV-107IIヘリコプターが再塗装に着手されました。
しばらくはシートで覆われて見えない状態です。
【今週からKV-107IIヘリコプターの再塗装が始まりました。】
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※ ボランティアの皆さんへ連絡
来週12/6(土) 10:00~ 博物館ボランティア・グループの月例会です。
ご参集よろしくお願いします。
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