水平対向6気筒エンジンの清掃 他
博物館の収蔵庫内に保管されていた、空冷水平対向6気筒エンジンの清掃を行いました。
再来年予定の博物館リニューアルで航空機用レシプロエンジンの仕組み展示の候補に・・・と思っているのですが、永らく収蔵庫で保管されていたので、埃まみれになっていたのです。
収蔵時の記録が見つからず、何の機体に搭載されていたものなのか、わからなかったので、その調査も兼ねて収蔵庫から引き出して清掃をすることにしました。
まずは高圧洗浄機を使って全体を水洗いするのに、開口部から水が入らないよう目張りをしてから、ざっくりと洗浄。
天日で乾かした後、落ちきれていない汚れを手作業で拭き取りしました。
何のエンジンなんでしょうか・・・製造銘板が失われているためハッキリしないのですが、シリンダ・ヘッドにある"L"文字のマークから、米国ライカミング社の空冷水平対向6気筒エンジンO-435シリーズであることは間違いなさそうです。
・・・排気管の形状から想像するに、スチンソンL-5軽飛行機のエンジン・・・かなぁ??
その他、US-1A救難飛行艇の点検とP-2J対潜哨戒機の機内雨水抜きが行われました。
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