展示機維持活動・P-2Jの清掃とフラップの軽め孔塞ぎ
屋外展示機のP-2J対潜哨戒機の、フラップ側面の軽め孔を塞ぐ作業を行いました。
軽め孔は、部品の重量軽減目的で開けられた孔ですが、P-2Jのフラップ側面の軽め孔には、本来は羽布が貼られており塞がれています。
この羽布が経年劣化で破れ、剥がれてしまい、開いた孔からフラップの内部にスズメが入って巣が作られてしまっていました!
放っておいて、フラップが内部から腐ってしまうと大変です。
・・・というわけで、軽め孔を塞がないと。
オリジナルと同様に羽布が使えれば理想的でしたが、屋外の作業となると手間がかかりますし、大きなフラップを取り外して工房に持ち込んで・・・というのもボランティア・レベルでは難しい。
屋外での作業性と耐久性を考えて、アルミテープを使うことにしました。
まず、軽め孔の中に作られた巣を取り除き(場所が狭いので大変でした!)
元の羽布の貼り方を写真記録した後、元々の羽布の形状にアルミテープを切って軽め孔に貼り付けました。
貼ったアルミテープを塗装して、と。
とりあえず、今日のところは右主翼外舷側のフラップを実施。
後日左主翼のフラップも対応するつもりです。
その他、汚れた後部胴体の水拭きなどを行いました。
それにしても、昨年くらいからスズメに加えてムクドリが飛来するようになってきて、垂直尾翼の糞汚れが深刻な状態です(泣)
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