展示機維持活動・US-1Aの水抜き(2019年8月)
ボランティアによる屋外展示機の維持活動ですが、
8月は気温が高く、熱中症になる危険があるため、9月中旬以降までは原則、活動は控えることにしていました。
しかしながら、先月7月13日の活動以降に大雨が続いたこともあったので、特に機内への雨漏れが多いUS-1A救難飛行艇については、この辺で一度、機内の水抜きをやっておきたい、というボランティア側の強い要望もあり、
今日は気温が低めの予報でしたので、水抜きだけならば朝の涼しいうちにやってしまおう、ということになりました。

うーん、やっぱりそれなりに水か溜まっていたなぁ。


P-2J対潜哨戒機も、US-1Aほどではありませんでしたが、後部胴体に水が溜まっていましたので、こちらも水抜きを行いました。

9時から開始し、10時の開館前には終わらせて、撤収~。
急な作業になりましたが、支援に集まっていただいたボランティアの皆様、ありがとうございました。
涼しくなったら、あらためてしっかり点検しよう。
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館内では、昨日23日(金)から、特別企画展・日仏航空交流展が始まりました。

今から100年前の1919年、航空黎明期にあった日本に、フランスからジャック・フォール大佐を団長とする航空教育団が招聘され、各務原飛行場など日本各地で飛行操縦や航空機整備の教育が行われました。
その際、教材として利用された「サルムソン2A2」が乙式一型偵察機として国産化・量産されたことが、各務原における航空機産業の始まりともなったのです。

企画展では、今回初公開となる当時の航空教育団の写真などのパネル展示の他、9月1日(日)、14日(土)、23日(祝)には特別講演会の開催が予定されています。
本企画展・講演会の詳細については、博物館公式WEB(下記URL)をご覧ください。
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