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2019年9月28日 (土)

展示機維持活動・YS-11とV-107Aの点検(2019年9月)

夏の暑い間、休止していたボランティアによる屋外展示機の維持活動、
涼しくなってきましたので、今日から再開です。

今日はYS-11とV-107Aヘリコプターの点検を行いました。

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YS-11は前方乗降扉のロック機構に不具合が発生し、開閉が困難になっていましたので、これの対処をおこないました。

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扉の内張を取り外して、扉のロック機構を点検・清掃・再潤滑を行いました。

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【前方乗降扉の内張を取り外して、ロック機構を清掃中】

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【取り外された乗降扉の内張。こちらも清掃しておきましょう。】
取り外された乗降扉内張の取付ネジは、復旧の際に取付箇所が判らなくなってしまわないよう、下写真のような姿見で管理します。
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【乗降扉内張の取付ネジの姿見】

清掃・再潤滑の効果があったのか、乗降扉のロック機構の不具合は、大分改善されました。(^_^)v
来月下旬に計画されている、YS-11機内特別公開は実施できそうな感じです。

6月から3カ月間、客室内を閉め切った状態だったからか、客席の肘掛にカビが生えちゃった(泣)
こちらも掃除を行いました。

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【客席の肘掛にカビが~!!】

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【YS-11客室内を清掃中】

V-107Aヘリコプターの方は、前部乗降扉及び後部ハッチを開放して機内換気。
機体左舷側の汚れが目立つようになってきたので、来月は水洗いを計画したいと思います。

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御支援いただいたボランティアの皆様、ご苦労様でした。

 

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※ ボランティアの皆さんへ連

 来週10/5(土) 10:00~ 博物館ボランティア・グループの月例会です。

 ご参集よろしくお願いします。

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2019年9月23日 (月)

日仏交流講演会・フランス航空軍事顧問団(1919-1921)来岐阜100年の移り変わり

開催中の日仏航空交流展の一環の講演会、
「フランス航空軍事顧問団(1919-1921)来岐阜100年の移り変わり」が催されました。

講師はフランス人で日仏外交史を研究されているクリスチャン・ポラックさん。

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1919年、日本陸軍はフランスからジャック・フォール大佐率いる航空教育団(正確には"航空軍事顧問団"だそうです)を招いて、日本各地で航空機の操縦や整備、製造技術を学びました。
各務原では、飛行機の操縦・空中戦闘法の教育が行われたとのこと。

ポラックさんご自身のコレクションの中から、今回初公開となる、当時の岐阜や各務原飛行場の写真を数多く紹介していただきました。

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2019年9月14日 (土)

講演会「乙型一式偵察機(サルムソン2A2)の復元」ほか

今日は、開催中の日仏航空交流展の一環の講演会、

「乙式一型偵察機(サルムソン2A2)の復元」が催されました。

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【A1ゾーンに展示の乙式一型偵察機のレプリカ】

講師は、川崎重工業の元岐阜工場長を務められ、当館に展示されている乙式一型偵察機レプリカを製作したボランティア組織「サルムソン復元 友の会」会長であられた榊達朗さん。

・・・当日の演題は「サルムソン機復元ものがたり」でした。

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※ 講演の模様は撮影禁止でしたが、上の写真は博物館の許可を得て撮影しています。

講演では、当博物館の展示機に乙式一型偵察機が選ばれた背景、乙式一型偵察機の原型機であるサルムソン2A2の歴史について、現存する資料が少ない中での復元の苦労など、復元作業を記録した映像を交えて約1時間半、お話ししていただきました。

榊さんも講演の中で触れられていましたが、展示の乙式一型偵察機レプリカは、諸種の理由もあって100%完全な復元には至らなかったそうです。

復元された展示機を見て、私も気になっているところなのですが、実は機体に張られたの張線(金属ワイヤーやピアノ線)の端末処理やターンバックルの再現度が低いのです。

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【復元機の張線とターンバックルの処置】

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【現存する実機胴体に残る、オリジナルの張線とターンバックル】

博物館の展示機としては、「飛燕」実機の修復や十二試艦上戦闘機の実大模型の再現度に比べて、とても残念な状態なので、いつの日か、忠実な復元にチャレンジして欲しいと願っています。 ボランティアでやってもいいですぞ!

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それから、ボランティアによる館内ガイド・ツアーですが、
今日、ボランティア若手のホープ・吉村君がドーセントとしてデビュー! 頑張れ (^o^)/

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途中で時間オーバーしないかとヒヤヒヤしたけど、ガイド・ツアーの締めも上手くまとめられて、
最後にお客さんから拍手も貰えて、好評だったよ。

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2019年9月 7日 (土)

2019年9月度ボランティア・グループ月例会

博物館ボランティア・グループの9月度月例会が行われました。

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1. 博物館からの連絡事項
・8月の入館者数は今年度の月間最高を記録したが、昨年比で7割。今年度の目標30万人を少し下回る状況で推移している。
 8月30日にロシアの国立サンクトペテルブルグ歴史博物館の副館長、9月6日には仏国ル・ブルジェ航空宇宙博物館の館長が来館した。
・夏休みの特別企画展「さぁ、宇宙へ行こう!」は9月2日で終了。 お盆以降の土日には「そらはくシネマ」として、空と宇宙をテーマにした映画を5本上映した。8月5日~9日には開館時間を20 時に延長し、屋外展示機をライトアップした「夏休みナイト・ミュージアム」を行ったが、効果はイマイチだった。
 8月23日~9月30日まで特別企画展「日仏航空交流展」を開催中。 9月1日は講演会「各務ヶ原飛行場の歴史」を開催し、多くの聴講者がありました。
・今後のイベントは、
 9月14日 講演会「乙型一式偵察機(サルムソン2A2)の復元」(講師:榊達朗氏)、
 9月23日 日仏交流講演会「筆と刀~フランス航空関係者来岐100 年の移り変わり~」(講師:クリスチャン・ポラック氏)を予定。

 講演会の詳細 -> http://www.sorahaku.net/event/1000764.html

 また、9月15日 駐車場エリアで各務原商工会議所主催の「各務原まつり」(スーパーカーの展示や子供向け職業体験等)が催されます。 

2. 前月度の活動報告
・展示機の状況報告: 
 8月中は酷暑が続いたため、屋外展示機活動は原則休止としましたが、8月24日に緊急対応的にUS-1AとP-2Jの水抜きのみ実施。  

3. ボランティアご意見箱(館側との協議結果を発表)
・ボランティアのユニフォーム、帽子の新品への交換について。
・ボランティア活動に必要な購入希望品リスト を館側に提出。
・ガイド・ツアー時、ツアー参加者がワイヤレスガイドシステムを持ったままツアーに付いていかず、他所に行ってしまう場面が見られる。その際の対処法について。
・館内展示機の脚周りにトカゲやムカデが這っているとの来館者通報を受けたので、緊急対応的に捕まえて外に捨てた。当館の建物には以前から隙間が多く、虫等がよく侵入するが、定期的に点検・対処が必要では?
・T-4ジェット練習機の展示についての要望と提案。リニューアル前に上映されていたT-4開発史「飛行機のできるまで」の復活、風洞模型の解説の充実化をお願いします。
・ボランティア規約案については、意見を集約中。
・米国スミソニアン航空宇宙博物館の展示方法の変化(実機と簡素な説明だけから、人との関わりや関連資料も一緒に展示へ)と米国の博物館ボランティアのやる気UPグッズについて、元・日本航空協会職員の長島氏より情報提供があったので紹介しました。

4. 展示機説明「川崎ベル式 47G3B-KH4ヘリコプター」
今月の展示機説明は、川崎ベル式47G3B-KH4ヘリコプター、通称"KH4"です。

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世界的ベストセラー機であるベル47型ヘリコプターに日本独自の改良を加え(3人乗りだったのをキャビンを拡大して4人乗りにした等)、改造開発したヘリコプターです。 1962(昭和37)8年に試作機が初飛行しました。
純粋な国産開発機ではないものの、日本のヘリコプターで初めて型式証明を取得しました。

本機の開発により、それまでのライセンス生産では得られない経験を積むことができ、我が国におけるヘリコプター開発の輝かしい第一歩になったのでした。

1979(昭和50)年7月までに計203機が製造され、使い勝手がよかったことから、連絡、訓練、農薬散布、報道取材、送電線パトロール、捜索、救難、宣伝、広告など、幅広く活躍。
日本のヘリコプターの黄金時代を築き上げた名機となりました。

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次回のボランティア月例会は、10月5日(土) 10:00~の予定です。

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