屋外展示機維持活動・P-2Jの開口部カバーの取付け
P-2Jのメイン・エンジン・ナセルのエアスクープ等の開口部に野鳥(スズメやムクドリ)に巣を作られないよう、
金網やウレタンでカバーを取り付けました。
昨年の全面再塗装の際に古いカバーは劣化もしていたので取り外されたのですが、
巣作りの季節になる前に再度カバーしてしまおうという具合。

【P-2Jのメイン・エンジン・ナセルです。】
エンジン・ナセルには冷却空気などを取り入れるためのエア・スクープがいくつか付いていますが、野鳥がこの中に入り込んで巣を作ってしまうのです。
糞害の他、腐食などの原因にもなりますから、機体の状態維持のためには、野鳥の営巣は出来る限り防ぐ必要があります。

【エンジン排気管冷却空気用のエア・スクープ。内部に鳥の巣が作られています】

【エア・スクープ内部から引きずり出した鳥の巣。雛は巣立った後の空き家ですが・・・】
古い巣でしたが、ビックリするくらいの藁がエア・スクープの奥に入っていました。可能なかぎり取り出してからカバーをします。
エア・スクープの縁に孔があけられているもの(縁に生じた亀裂を止めるためのストップ・ホールかな?)は、それを利用して金網を取り付けました。

縁に孔の無いエア・スクープはウレタンを入口形状に切り取って嵌め込み。 赤い色に塗りたいところですが、それはまた今度にしましょう。

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