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2021年4月24日 (土)

屋外展示機維持活動・V-107AとYS-11の点検清掃(2021年4月)

屋外展示機 V-107AヘリコプターとYS-11の点検清掃を行いました。

V-107Aは 前部乗降扉及び後部ハッチを開放して機内の点検と換気、後部ランプ扉の開閉用ジャッキ・スクリュの清掃と再潤滑を行いました。

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【V107A後部ランプ扉の開閉ジャッキ・スクリュの清掃&潤滑】
 

YS-11は機内の換気と掃除機での清掃に加え、乗降ドアと後部非常ドアの再潤滑を行いました。

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【ドアを開けて機内を換気】

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【掃除機で清掃】

また客室内の照明灯カバーの樹脂製取付ネジが劣化破損して、カバーが脱落していましたが、こちらも2015年に入手しておいた予備品と交換しました。

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【YS-11客室の天井照明。蛍光灯です】

これで機内特別公開の準備も万全ですね!

本当は、午後から一年半ぶりにYS-11の特別機内公開の予定だったのですが、
岐阜県の新型コロナウィルスの「第4波」非常事態宣言を受けて、中止としました。

というわけでYS-11機内公開は、またしばらくお預けです。辛抱しましょう。

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館内A2ゾーン、三式戦闘機「飛燕」の展示に、
同機に搭載されたエンジン・ハ40の元となった、ドイツのダイムラーベンツDB601エンジンのライセンス契約書の解説パネルと
「飛燕」二型搭載エンジン・ハ140の過給機カットモデル(レプリカ)が新たに展示されていました。

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【DB601ライセンス契約書解説パネルとハ140過給機カットモデル】

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2021年4月10日 (土)

屋外展示機維持活動・US-1AとP-2Jの点検(2021年4月)

今日はUS-1A救難飛行艇とP-2J対潜哨戒機の点検を行いました。

US-1Aは各部のハッチを開放して、機内の換気と床下に溜まった雨水抜きを実施。

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US-1Aハッチのシール劣化やドレン配管の腐食穴あきなどで機内への雨漏れが酷く、定期的に水を抜いてあげないといけません。

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P-2Jもハッチを開放して機内の換気。
こちらは昨年の再塗装の効果もあってか、外板のつなぎ目から機内へ染みてくる雨水の溜まりは認められませんでした。

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また、再塗装後初めてメイン・エンジン・ナセルのカバーを開放し、内部に小鳥や蜂の巣などが作られていないか点検。
また、カバーのヒンジ部分や留め具に防錆潤滑油の塗布を行いました。

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【P-2Jのメイン・エンジン・ナセルのカバーを開放点検】
メイン・エンジン・ナセルのカバーは、毎年、岐阜基地航空祭の前日に開けて内部を見せるサービスをしているのですが、

去年は航空祭は中止でしたし全面再塗装の期間中でしたから、開放は実に1年ぶりくらいです。

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再来週はV-107A輸送ヘリコプターとYS-11旅客機の点検を行う予定です。

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2021年4月 3日 (土)

ボランティア・グループ2021年度総会/4月度月例会ほか

空宙博ボランティア・グループの2021年度総会/4月度月例会が行われました。

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1.博物館 から新年度の挨拶

2.博物館側から連絡事項
・新年度人事について
・3月の状況:入館者数は前年度に比べ約8割増に持ち直したが、コロナ前の前々年と比べると半分以下。新型コロナウィルス緊急事態宣言は解除されたが、当館としては感染防止対策を継続していく方針とのこと。
・3/20 からリニューアル3 周年特別企画展「ユーリ・ガガーリン物語」を開催(5/17 まで)。
・今年度の空宙博シネマは偶数月の第4日曜日の実施。 6/27(日)に「トップガン」(1986 年公開)を上映予定です。
・ボランティア登録の更新について。
・ボランティアの入館について、公私のケジメをつけましょう。

3.総会での協議事項
・2020 年度の活動報告
・ボランティア・グループ「会則」及び「活動の手引き」 について
・ボランティア・グループ役員改選
・2021 年度 活動計画(案)について

4.先月度の活動報告
・展示機維持活動
3/6(土) YS-11 の左舷乗降扉のロック機構固着の対処を実施、扉各部の再潤滑により固着解除に成功。
3/14(日) US-1A 点検/水抜き/機内換気 及び YS-11 左舷後部非常扉のロック機構の固着の対処(乗降扉と同様)を実施し、固着解除に成功。 固着の原因は長期間に渡り扉を開閉しなかったことによる錆付きと考えられ、定期的な維持メンテを検討したい。
また、YS-11 機内公開の再開を計画する。
・ガイドツアー及びT-3 搭乗体験の対応は、新型コロナウィルス感染防止のため、引き続き休止中。

5.ボランティアご意見箱(館側との協議結果を発表)
今回は投函無し。 館内のYS-11 解説パネルの誤植修正が未対応なので、改めて処置を依頼。
また、US-1A の機内特別公開の再開やV-107A の後部ランプ扉の開放の要望、ガガーリン展の世間の評判について知りたい
等々。

6. 展示機説明「富士FA-200/航技研FA-200改 STOL実験機」

今月の展示機説明はFA-200改です。
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屋内実機展示場にあるFA-200改・JA3263は、1965年に開発された国産軽飛行機のFA-200エアロスバルをベースに、1966年から航空宇宙技術研究所の短距離離着陸(STOL)実験機として造られた機体です。

本機は「境界層吸込み式」によるSTOL実験が行われており、そのために通常型のFA-200から主翼が大きく改造されています。
・・・2016年までは、通常型のFA-200が体験型展示にあったので、比較できたんですけれども(^_^; 主翼前縁に固定スラットが追加されていたり。

特徴的なのは、フラップとエルロン(フラップの機能も兼ねる”フラッペロン”に改修されていて、フラップと一緒に下がります)の前縁部分に設けられた、失速を遅らせるために乱れた境界層を吸い込む5万個もの小さな孔。

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P141004_4【FA-200改のフラップとエルロン前縁に設けられた境界層吸い込み孔】

本機の実験によって得られた成果が、その後の本格的STOL実験機「飛鳥」に引き継がれていくのです。

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次回のボランティア月例会は、5月8日(土) 10:00~の予定です。

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