屋外展示機維持活動・US-1AとP-2Jの点検(2021年4月)
今日はUS-1A救難飛行艇とP-2J対潜哨戒機の点検を行いました。
US-1Aは各部のハッチを開放して、機内の換気と床下に溜まった雨水抜きを実施。

US-1Aハッチのシール劣化やドレン配管の腐食穴あきなどで機内への雨漏れが酷く、定期的に水を抜いてあげないといけません。

P-2Jもハッチを開放して機内の換気。
こちらは昨年の再塗装の効果もあってか、外板のつなぎ目から機内へ染みてくる雨水の溜まりは認められませんでした。

また、再塗装後初めてメイン・エンジン・ナセルのカバーを開放し、内部に小鳥や蜂の巣などが作られていないか点検。
また、カバーのヒンジ部分や留め具に防錆潤滑油の塗布を行いました。

【P-2Jのメイン・エンジン・ナセルのカバーを開放点検】
メイン・エンジン・ナセルのカバーは、毎年、岐阜基地航空祭の前日に開けて内部を見せるサービスをしているのですが、
去年は航空祭は中止でしたし全面再塗装の期間中でしたから、開放は実に1年ぶりくらいです。


再来週はV-107A輸送ヘリコプターとYS-11旅客機の点検を行う予定です。
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