空宙博ボランティア・グループの6月度月例会が行われました。
1. 博物館からの連絡事項
・US-1AやSTOL「飛鳥」の機内特別公開や紙ヒコーキ教室等、ボランティアの皆さんの多くのイベント支援に対し、お礼の言葉がありました。
・5月の来館者はゴールデン・ウイークもあり、先月比88%増、前年同月比で130%増でした。
また5/15(日)には、2018年3月リニューアル後の入館者100万人を達成しました。
・イベント関係:
6/11(日)に「US-1A救難飛行艇のおそうじ体験」を予定、予約は既に満杯となっており、ボランティアに支援の依頼があった。
開催中の企画展「星のかけらを取りに行く」は6/20で終了予定。
次は企画展「空飛ぶ船UF-XS展-荒波を超える飛行艇のはじまり」が7/16(土)~10/10(月)まで開催の予定。
2. スポット・ガイドの実施について
ボランティアによる展示機スポット・ガイドを今月19日(日)に試行します。
3. ボランティアの出欠管理の手段について
試行中のGoogleフォームに加え、Googleスプレッドによる出欠一覧表の検討・試行を行いたい。
4. 前月度の活動報告
・紙飛行機教室の支援(5/1(日)、6(金)、8(日)、15(日))
・5/15(日) US-1A機内特別公開の支援。
・5/21(土)、22(日)、28(土)、29(日) STOL「飛鳥」機内特別公開の支援。
・屋外展示機維持活動:5/14(土) US-1Aの機内特別公開前の点検・清掃・水抜きを実施しました。5/28(土)の活動は、「飛鳥」機内特別公開に集中するため中止としました。
5. ボランティアご意見箱
・今月は特に意見等はありませんせした。
6. 展示機説明『航技研 VTOL実験機フライングテストベッド』
5ヵ月ぶりとなった展示機説明は、当館展示機の中での変わり種「航技研 VTOL実験機フライングテストベッド」通称VTOL-FTB。
1970年12月に実際に垂直離着陸に成功した機体です。
本機は日本で開発された唯一の垂直離着陸(VTOL:Vertical TakeOff and Landing)機ですが、ジェットエンジンのジェット排気を直接噴出して浮かぶ方式であったため、エンジン騒音が非常に大きく、また燃費が悪いことが問題になり、残念ながら、本格的国産VTOL機の実現には至りませんでした。
しかし、空中での姿勢を制御するための自動制御技術は、コンピューターの発展とともに幅広い分野で活用されるようになり、本機もこうした技術に貴重なノウハウを残したのです。
~~~~~~~
次回のボランティア月例会は、7月2日(土) 10:00~の予定です。
最近のコメント