展示機維持活動・KV-107清掃とUS-1A機内換気
今日は屋外のKV-107IIヘリコプターの清掃作業を行いました。
操縦席内がかなりホコリっぽくなってきていたので雑巾で拭き掃除実施。
・・・ですが携帯掃除機を忘れたので床面の掃除までは出来ず。
これはまた来週にしましょう。
キャビン内左最前列のベンチ・シートが破れているのを発見
ガーン! 誰だあ!破いたのお!!
【シートが破れてしまっていました・・・どうしたもんか】
部品破損は機内開放している展示機の宿命ともいえますが、やっぱり悲しい・・・。
大事に扱ってもらいたいものです。
機体外側の拭き掃除も行いましたが、今日は右側面で精一杯。
その他、US-1Aの機内点検&換気を久々に行いました。
艇底に雨水の溜まりもなく、状態良好。 機首レドーム内には少し溜まっていたそうです。
ちなみに、秋のUS-1A機内特別見学は11月1日(日)の予定です。
YS-11は、来週に業者による機体洗浄が行われるようです。
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※ ボランティアの皆さんへ連絡
来週10/3(土) 10:00~ 博物館ボランティア・グループの月例会です。
ご参集よろしくお願いします。
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コメント
キッザニア東京、甲子園を運営管理をしている。
若菜と申します。年の瀬にて、館内の飛行機を清掃する予定です。建物館内に保管している飛行機(本物)の機体の埃を清掃しますが、良い清掃方法、埃が付きにくくする。ワックス等のコーティング等が必要か? ボランティアの経験にて良い、清掃、保守管理を知っていたら教えて頂けますか?
キッザニア事業本部
運営管理部
若菜
投稿: キッザニア | 2013年12月29日 (日) 08時23分
キッザニア運営管理部 若菜様
展示機の清掃ですが、各務原の博物館でボランティアが実施する場合、特に洗浄剤などは使用していません。
水洗いもしくは水拭きのみです。
これは不用意に洗剤を使用すると、ジュラルミンなど金属製の構造部材に腐食を発生させる原因になることを避けるためです。
屋外展示機などはワックスや光触媒などのコーティング材を塗布できればよいのでしょうが、何分、機体が大きいこともあり実施していません。
こと博物館の展示機は、オリジナルの状態であることを尊重しますから、基本的に塗装面はそのままです。
各務原の場合は、屋外展示機は大体半年に一度の水洗いで、それなりの状態に維持できています。
経験的に、露天の場合は10年に一度は全面再塗装が必要ですね。
屋内展示機はホコリを掃うくらいで、水拭きも基本的にはしません。これは上記のとおり、オリジナルの状態を尊重・・・現役当時の汚れはその機体の履歴として残すためです。
投稿: こやま | 2013年12月31日 (火) 00時45分