2018年6月度ボランティア・グループ月例会 他
1. 博物館ボランティア・グループ6月度月例会
博物館ボランティア・グループの6月度月例会が行われました。
1) 博物館からの連絡事項
・屋外展示機の維持活動再開などご支援ありがとうございます。
気候も暑くなってきましたので、体調には十分お気をつけください。
・リニューアル後の累計入館者数約143,900人。
・いろいろ注目を集めており、視察やVIPの来館が増えている。
・YS-11の機内公開や紙ヒコーキ教室など、まだ再開できていないこともあるが、リニューアル新体制後の状況も落ち着いてきているので、徐々に実現できる方向に持っていきたいと考えている。いろいろ相談することがあると思うので、よろしくお願いします。
・今月のイベント:6月2日(土)宇宙工学講座開講式、6月3、10、17日 レゴロボ集中講座、30日 WRO試走会など。
・スマートフォン・アプリ UDT Sorahakuの利用説明。 外国人向けの展示解説文が表示できる。 内容は展示パネルの訳文なので、日本人にはあまり関係ないか。
2) 先月の活動報告
・展示機状況報告
屋外展示機維持活動の再開にあたり、KV-107IIA、YS-11、US-1A、P-2Jの点検/機内換気を実施。
3) ディスカッション
・T-3体験搭乗で、建屋天窓からの光が強く、写真撮影の際に不評。何か手を打てないか?
・急な館内イベント予定の変更情報などの伝達のため、ボランティア控室の扉に、当日の博物館からの連絡事項掲示板を設置。
・・・等々
4) 展示機説明
リニューアル新体制になって展示機説明も改めて最初からやりましょう、ということで、
日本初の動力飛行に成功した飛行機であるハンス・グラーデ単葉機について説明しました。
日野熊蔵陸軍大尉がドイツから購入してきたハンス・グラーデ単葉機は、
明治43年12月14日、東京・代々木練兵場で日本初の動力飛行に成功したのでした。
公式記録では、12月19日の徳川好敏陸軍大尉によるアンリ・ファルマン機の飛行が日本初とされていますが、その5日前の滑走試験で、グラーデ機が勢い余って飛んで(ジャンプして)しまったので、これを「日本初」とする考え方もあるのです。
実機は明治44年に事故で失われてしまったため、展示の機体はレプリカですが、
1995年に古典機研究家の早川博康氏・光田春男氏他8名のボランティア・グループ「グラーデ復元の会」によって、忠実に復元されたものです。
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次回のボランティア月例会は、7月7日(土) 10:00~の予定です。
2. US-1A機内に溜まった水抜き
先週の屋外展示機一斉点検で発覚した、屋外展示機US-1A救難飛行艇の機内床下に溜まっていた、雨水をハンドポンプを使って排出する作業を行いました。
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