博物館ボランティア・グループの7月度月例会が行われました。
1. 博物館からの連絡事項
・リニューアル後の累計入館者数約184,000人。
・ボランティアの皆さんの展示場での来館者対応が好評であることが、来館者アンケートから伺えます。
・YS-11の機内公開や紙ヒコーキ教室など、まだ再開できていないこともあるが、リニューアル新体制後の状況も落ち着いてきているので、徐々に実現できる方向に持っていきたいと考えている。いろいろ相談することがあると思うので、よろしくお願いします。
・夏休みイベント:空宇博ナイトミュージアム2018(8月4、11、18、25日に開催)の説明。
http://www.sorahaku.net/event/1000714/1000715/1000653.html
・宇宙ゾーンでの国際宇宙ステーション(ISS)の観測情報の掲示について。
・紙ヒコーキ教室の再開に向けて、ボランティア指導員の協力依頼。 できれば夏休み(7月21日)から実施したい。
2. 先月の活動報告
・展示機状況報告
1) US-1A機内の胴体内床下の雨水抜き実施(6月2日)。
2) YS-11機内公開の再開試行(6月9日、案内役の人員確保や掲示、靴の泥落としマットの更新等、本格実行には課題あり。また、乗降扉のロック機構固着が未解決)。
3) P-2J右フラップ外側の蜂の巣駆除(6月16日)。
4) KV-107IIAの各部ドレン孔清掃を実施(6月23日)。
5) US-1A左翼端フロートの点検口カバーが脱落したため再取付け実施、他のカバーも要注意(6月30日)。
3. ディスカッション
1) 展示機維持活動スケジュール(案) について
屋外展示機の活動日は色々な事情を勘案し、毎月第2・第4土曜日AMに設定。
2) あいち航空ミュージアム 見学報告
3) STOL「飛鳥」の機内公開はしないの? 来館者から「以前は見れたのに残念」との声が聞かれる。
→ 将来、重要航空遺産への選定が視野に入っているため、以前のような常時公開は行わない方針。 但し、US-1Aのように監視・説明員を配置しての特別公開は、今後の検討次第と考えている。
4) 博物館ロゴ入りのシャツが一般向け販売希望。スタッフやボランティアと混同されないようデザインを変えるとよい。
5) 宇宙ゾーンの「はやぶさ2」最新情報の掲示。来館者の多くは飛行機目当てだが、宇宙関係の最新情報に触れられるのは新鮮なようで好評。 マーズローバーの所で火星大接近の情報等も掲示しては。
6) ボランティアの出欠確認に関して、博物館公式WEBのボランティアのページで出欠調査ができるシステムを構築しては?
・・・等々
4. 展示機説明「乙式一型偵察機」
今月は館内に入って最初に展示されている、乙式一型偵察機を取り上げました。
フランスのサルムソン社の2A2型機を1922年(大正11年)にライセンス国産化し、各務原で初めて生産された飛行機で、
各務原の航空機産業の始まりを告げる機体であるとともに、日本の航空機産業の草分けともなった記念すべき飛行機です。
館内ウェルカム・ハウスに展示の機体は、現存する資料をもとに作られたレプリカです。
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次回のボランティア月例会は、8月4日(土) 10:00~の予定です。
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