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2024年1月28日 (日)

ボランティアによるスポット・ガイド(2024年1月28日)

今日はボランティアによる展示機スポット・ガイドの日です。

本日のスポット・ガイドのメニューは、
午前中に T-2 CCV研究機 と FA200軽飛行機 
午後は  「ボーイング787の複合材胴体構造」
と ISSと日本実験棟「きぼう」 です。

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本日の一番目、T-2CCVのボランティア・ガイドは、元・空自テストパイロットの園田さんです。
実際にCCV機を操縦された経験に基づく解説は、皆さん興味津々。

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【 T-2 CCV のスポット・ガイドの様子】
  

続いて、A3ゾーンでのFA200軽飛行機のスポット・ガイドは吉村さん
得意のイラストを用いたプレゼン資料を使っての解説は、子供にも分かり易いと評判です。

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【FA200のスポット・ガイドの様子】
 

午後の、A3ゾーン北の「ボーイング787の複合材胴体構造」のボランティア・ガイドは横田さん。
ボーイング社の主力中型旅客機である787型機は「準国産」と称されることがあるくらい日本企業の製造参加部位の多い(全体の35%)旅客機です。

当博物館には、川崎重工が製造しているSection43と呼ばれる前部胴体の、試作品を輪切りにしたものが展示されています。
その開発にも関わられた経験から、787前段階のソニッククルーザー構想から7E7という試作名称を経て787として実用化されるまでの経緯などについても解説をされました。

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【「ボーイング787の複合材胴体構造」のスポット・ガイドの様子】
 

全体が写ってない・・・のは、残念ながら787の輪切り胴体の展示は、当博物館の展示物の中では数少ない「撮影禁止」物なのです。(おぃ)
正面からの写真は撮れないので遠目から撮った&切断面はボカシた写真で(^_^;

787はもう世界中のエアラインで採用されて飛んでるので、開発当初ならまだしも今更何が「撮影禁止」なのか理解できないのですが、そろそろ許可されてもよいのではと思う。
大体、12年前に訪問した米国シアトルのボーイング社の広報施設Future of Flightに787胴体の展示ありましたけど、撮影禁止になんてなってなかったし!

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【参考:シアトルFuture of Flightの787胴体展示は撮影可なんだけど】
 

最後の S4ゾーンでの ISSと日本実験棟「きぼう」 のボランティア・ガイドは、岩本さん。

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ISSと日本実験棟「きぼう」のスポット・ガイドの様子】
   

次回のボランティアによるスポット・ガイドは、2月11日(日)を予定しています。

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※ ボランティアの皆さんへ連

 今週末2/3(土)10:00~ 空宙博ボランティア・グループの月例会です。

 ご参集よろしくお願いします。

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2024年1月20日 (土)

T-3初等練習機・搭乗体験(2024年1月)

月イチのT-3初等練習機の操縦席搭乗体験が空宙博ボランティア・グループの支援のもと行われました。

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午前中10:30~11:30、午後は13:30~14:30まで各1時間で30人(整理券配布、先着)づつ、前席に座ってもらい解説や記念撮影を行いました。

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【T-3搭乗体験の様子】
 

今日の機上での解説は、午前中に元・航空自衛隊テスト・パイロットの園田さん、午後に元・航空自衛隊整備員の小野木さんが担当。
私は見学ステップ上でサポートを担当しました。

本展示機は、2008年にボランティア・グループの提案によって借受・展示がなされたという背景があり、ボランティアとしても思い入れのある展示機です。

http://koyama-s.la.coocan.jp/KASM_volunteer/workshop/080726/080726.html

次回のT-3操縦席搭乗体験は、2月17日(土)を予定しています。

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A1ゾーンの奥に、昭和初期の岐阜県出身の女流飛行家・上仲鈴子の紹介パネルが設置されました。

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【女流飛行家・上村鈴子の紹介パネル】
 

上仲鈴子は1912年に岐阜県高山に生まれ、1930年(昭和8)年に、サルムソン2A2を操縦して、女性パイロットでは初となる東京ー大阪間無着陸単独飛行を成し遂げました。

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2024年1月14日 (日)

ボランティアによるスポット・ガイド(2024年1月14日)

今年初めてとなるボランティアによる展示機スポット・ガイドです。

本日のスポット・ガイドのメニューは、
午前中に 「航空機の黎明期、世界編と日本編」 と ISSと日本実験棟「きぼう」
午後は  富士T-3初等練習機 
と 各務原のヘリコプター です。

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本日の一番目、「航空機の黎明期、世界編と日本編」 のボランティア・ガイドは、溝口さんです。
A1ゾーンにて大型スクリーンにて上映される映像の補足説明やライト兄弟の動力飛行初飛行などについて解説。

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航空機の黎明期、世界編と日本編 のスポット・ガイド】
 

続いて、S4ゾーンでの ISSと日本実験棟「きぼう」 のスポット・ガイドは御馴染みの岸さん

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ISSと日本実験棟「きぼう」 のスポット・ガイドの様子
 

午後の、A3ゾーンでの 富士T-3初等練習機 のボランティア・ガイドは小野木さん。
小野木さんは元・航空自衛隊の整備員。今回がスポット・ガイドのデビューでした。
機体整備の経験に基づいた機体解説をしてくれました。

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【T-3初等練習機のスポット・ガイドの様子】
 

最後の A3ゾーンでの「各務原のヘリコプター」 のボランティア・ガイドは、野田さん。
野田さんは元・航空機メーカーのヘリコプター整備士です。
KH-4ヘリコプターからOH-1観測ヘリコプターまで、各務原で製造されたヘリコプターの変遷を説明しました。

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「各務原のヘリコプター」 のスポット・ガイドの様子
 

次回のボランティアによるスポット・ガイドは、1月28日(日)を予定しています。

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2024年1月 7日 (日)

2024年1月度ボランティア・グループ月例会

空宙博ボランティア・グループの1月度月例会が行われました。

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1. 博物館からの連絡事項
・年始の挨拶。 2024年は芝生広場に企画棟が建設(秋頃に完成予定)され、国民文化祭が大々的に開催される予定であり、様々なところから空宙博が注目を集めることになると思われます。 引き続きボランティアの皆様のご支援をよろしくお願いします。
・イベント関係: 12/24(日)の「すす払い」イベントでは、年末の慌ただしい中でのご協力に感謝します。
展示場出口付近で「親子で読もう!空宙博おすすめ本」ミニ企画展を2/19まで開催中。
1/20(土) T-3操縦席搭乗体験、傘袋ロケット/紙飛行機教室、スポットガイド(1/14、28)の支援依頼あり。
また、1/24~5/20まで「空宙博フォトコンテスト」作品展をA3ゾーン北2階の空中回廊部分で行いますので、是非ご覧ください。

2. 前月度の活動報告
・紙飛行機教室の支援: 12/16(土)、23(土)、27(水)に実施。
・傘ふくろロケット教室の支援: 12/17(日)に実施。
・T-3操縦席搭乗体験: 12/16(土)に実施。 午前午後共に満員御礼。
・スポット・ガイド: 12/10(日)はT-4、「はやぶさ2」、FA200改、人工衛星を実施しました。
・屋外展示機維持活動: 12/9(土) P-2Jの水洗いとUS-1Aの水抜きと換気を実施。
12/23(土) V-107A水洗いを計画したが、寒波到来のため断念・中止としました。 V-107A水洗いは1月の温暖な日に再設定したい。
・年末すす払いの支援: 12/24(日) 航空少年団によるF-4EJ改の清掃作業の支援(清掃の指導と監視)を行いました。

3. ボランティアご意見箱
・計画的な勉強会の実施について。
・T-1のJ3オルフュース・エンジンとF-104JのJ79エンジンの展示の向きについて。
・A2ゾ-ンのガラスケ-ス内に展示中の旧陸軍の飛行服に腰ベルトが欠落しており、正確な装備の展示になっていない。 収蔵品に飛行服がもう1着有ったはずで、そちらから移植してはどうか?
・スポット・ガイドの担当ボランティアが、当日急用で来れなくなった場合の対応について。
・マスクはいつ外せるの?・・・等々

4. ボランティア勉強会:『2023年下半期航空祭レポ-ト』
今回は、日本各地の航空祭の紹介をボランティア若手のホープ・吉村さんからしてもらいました。

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2023年下半期航空祭レポ-ト
 

富山ヘリ&防災フェスタ、エアフェスタ浜松、明野駐屯地航空祭、岐阜基地航空祭、那覇基地航空祭と沖縄観光の報告。 それぞれの航空祭の特徴や推しの部分も入れ込んで、楽しく報告してくれました。

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次回のボランティア月例会は、2月3日(土) 10:00~の予定です。

 

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