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2024年10月26日 (土)

展示機維持活動・V-107AとP-2Jの点検(2024年10月)

先週は東京ビッグサイトで催された国際航空宇宙展2024へ行っていましたので、空宙博ボランティア活動(T-3操縦席搭乗体験支援)はお休みしました。

今日は午後から、空宙博ボランティア・グループの皆さんで、屋外展示機V-107AヘリコプターとP-2J対潜哨戒機の点検を行いました。

V-107Aは前部乗降ドアと後部ハッチを開放して機内換気するとともに、機体各部に防錆潤滑油を塗布しました。

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V-107Aは前部乗降ドアと後部ハッチを開放して機内換気
 

V-107Aは機内公開できるとよいのですが、機内の内装や床板の傷みが進行しているため、一般の方を入れるには安全面等に不安ありということで、ハッチの開口部から覗いてもらうだけです。あしからず。

P-2Jは胴体のハッチを開放して機内の換気と携帯掃除機を使って機内に入り込んだ虫の死骸などの清掃、
補助エンジンのカバーやメイン・エンジンの点検パネルのラッチ部へ防錆潤滑油の塗布を行いました。

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【P-2Jは防錆潤滑油の塗布と胴体ハッチを開けて機内の換気】
 

P-2Jは11/16(土)の岐阜基地航空祭前日には、恒例(?)のメインエンジン点検パネル開放ができるかな?

 

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※ ボランティアの皆さんへ連

 来週11/2(土)10:00~ 空宙博ボランティア・グループの11月度月例会です。

 ご参集よろしくお願いします。

 

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2024年10月19日 (土)

T-3初等練習機・搭乗体験(2024年10月)

月イチのT-3初等練習機の操縦席搭乗体験が空宙博ボランティア・グループの支援のもと行われましたが、
私は用事があって博物館ボランティア活動はお休みさせてもらいました。

午前中10:30~11:30、午後は13:30~14:30まで各1時間で30人(整理券配布、先着)づつ、
T-3初等練習機の前席に座ってもらい、ボランティアによる解説や記念撮影が行われました。

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2024年10月13日 (日)

ボランティアによるスポット・ガイド(2024年10月13日)

今日はボランティアによる展示機スポット・ガイドの日です。

本日のスポット・ガイドは、アイデア水ロケット大会2024とバッティングのため午前中に2回だけです。
メニューは 「航空機の黎明期」と 「飛行機のプロペラ」です。

3連休の中日ということもあるのか、今日は来館者数が多い! 気合い入れてくぞー!

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本日の一番目、「航空機の黎明期」のボランティア・ガイドは溝口さん。
A1ゾーンで、サルムソン2A2・乙式一型偵察機の実機胴体のほか、ライト兄弟のエピソードなどを解説。
航空から宇宙まで、スポット・ガイドは百戦錬磨の溝口さん、慣れたもので安定しています (^_^)

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【「航空機の黎明期」のスポット・ガイドの様子 】
 

続いて、「飛行機のプロペラ」 のボランティア・ガイドは私めが担当しました。
A2ゾーンの今夏から常設展示になった、一式陸上攻撃機プロペラ前で行いました。

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【「飛行機のプロペラ」のスポットガイドの様子】
 
前回の航空機用レシプロ・エンジンに続き、飛行機本体ではなく装備品の解説、プロペラのガイドは初めての試みです。
プロペラって意外に説明が難しいのですが、あまり小難しい解説は無しにして、プロペラが推力を生み出すしくみと飛行機プロペラの歴史、いろいろな種類のプロペラ紹介、一式陸攻プロペラの展示の経緯などについて解説しました。

次回のボランティアによるスポット・ガイドは、10月27日(日)を予定しています。
 

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午後は、アイデア水ロケット大会2024の見物。

このイベントも今年で何回目? 長く続いている息の長いイベントですね。

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【アイデア水ロケット大会2024の様子】
 

天気が良かったのはいいのですが、10月も半ばになろうかというのに、なんじゃこの暑さ!
例年に比べ、あまり見物客が多くなかったのがちょっと残念だったでしょうか。
私も途中で抜けてしまいました・・・。

 

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2024年10月12日 (土)

新企画棟完成記念特別企画展「月への挑戦」開幕

今年の2月から建設が始まった、企画展用の別棟である新企画棟が完成し、
それに合わせて特別企画展「月への挑戦-アポロ計画から50年、人類は再び月を目指す」が本日開幕ということで、
そのオープニング・セレモニーが挙行されました。

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【企画展用の新たな建物ができました】
 

まず、エントランス前の屋外で、10:00の開館に合わせて水ロケットの打ち上げが行われました。

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【子供達による水ロケットの打ち上げ】
 

続いて、館内で「そらはくコンサート」と題して中部学院大学吹奏楽部による「月」や「宇宙」をテーマとした演奏会。
宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999など、宇宙に関係する曲が演奏されました。

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【中部学院大学吹奏楽部による演奏会】
 

11:30から、当博物館の常田館長、古田岐阜県知事、浅野各務原市長の挨拶。
古田知事から、新企画棟が「スペースボックス」と命名されたことが発表されました。

"スペース"は宇宙という意味と、新たな"企画展用スペース"を設けたという意味合いがあるそうですが、
ん~、なんだかどこかの中止になっちゃった旅客機ホニャララジェットの名称が連想されてしまったのは、私だけだったでしょうか(^_^;

なんだかさ~スペースだけだと宇宙関係専用の展示エリアみたいに思えちゃうので、たとえば、スカイ&スペースボックスにしてもらえたらよかったのになぁ、と思ってしまったッス。

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【常田館長の挨拶】
 
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【古田岐阜県知事の挨拶】
 
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【浅野各務原市長の挨拶】
 

さて、挨拶に続いて、新企画棟スペースボックスの入口前で除幕式です!
 

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【新企画棟入口へ移動、いつもの「謎の妖怪」もいますよ】
  
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【さあ、テープカットです】
 
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【パチパチ、新企画棟&「月への挑戦」企画展開幕です!】
 

さてさて、新企画棟スペースボックスに入りましょう!

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【NASAから借りた宇宙服や月の石・砂などが展示されてます】
 
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【これは・・・月だね】
 
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【企画展会場の様子】
 

特別企画展「月への挑戦」は、来年3月9日までの開催になります。 空宙博としてはこれまで前例のないロングランですね。
企画展の詳細は空宙博公式ホームぺージをご覧ください。

新企画棟完成記念特別企画展「月への挑戦-アポロ計画から50年、人類は再び月を目指す」|【空宙博】岐阜かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト (sorahaku.net)

 

 

 

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2024年10月 5日 (土)

2024年10月度ボランティア・グループ月例会/YS-11機内特別公開(2024年10月)

空宙博ボランティア・グループの10月度月例会が行われました。

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1. 博物館からの連絡事項
・先月もスポット・ガイド、かさ袋ロケット、T-3搭乗体験、展示機維持活動等、多岐に亘るご支援有難うございます。
 8月に続き9月も多くの来館者があり好調です。 引き続きの御支援よろしくお願いします。
・9/16(月)にはリニューアル後の入館者数150万人の達成式典が行われました。
 YS-11の再塗装が完了し新企画棟も完成しました。芝生広場は養生のためもう少し柵で囲われます。
 展望デッキは新企画棟オープンの10/12(土)から使用できるようになります。
・11/14、15に天皇皇后両陛下が「清流の国」ぎふ文化祭2024で岐阜県を行幸啓されます。 当館には15(火)午後に視察予定(館としては休館となるため入館、駐車場の利用は不可)。 当日は沿道に奉送迎場所が設けられるので、お出迎えする方は各務原市ホームページ等で確認ください。
・イベント関連: 10/12(土)から企画展「月への挑戦」開催。 当日11:30からオープニングセレモニー実施(県知事や市長、館長他、来賓多数)、新企画棟は除幕式の終了後に観覧可能。 10/13(日)にはアイデア水ロケット全国大会が開催予定です。
・スポット・ガイド: 10月は13(日)(AMのみ)、27(日)。 11月は10(日)、24(日)を予定します。
・T-3の操縦席体験: 10月は19日(土)、11月は16日(土)を予定します。
・YS-11機内特別公開: 今月から再開、本日午後に実施します。 11月は9(土)午後を予定(市産農祭と同日開催)。
・イベント等の支援可否の回答は、イベント実施可否と告知に係わるので、必ず回答を願います。

2. 前月度の活動報告
・紙飛行機教室支援: 9月は実施なしでした。
・かさ袋ロケット教室支援: 9/21(土)、28(土)に実施。 
・YS-11機内公開: 再塗装工事中のため実施なし。
・T-3操縦席搭乗体験: 9/21(土)に実施、特に問題なく終了。
・スポット・ガイド:
 9/8(日) F-4EJ改、N-70、レシプロ・エンジン、F-104J
 9/22(日) レシプロ・エンジン、「火星への挑戦」、設計者の日記、T-33A
・屋外展示機維持活動: 9月下旬より活動を再開。 9/28(土) US-1A水抜きとYS-11点検、機内清掃を実施しました。

3. ボランティアご意見箱
・N-70シグナス・モーターグライダーの解説パネルが機体の側に無く、遠く離れた北側空中回廊にあるのはおかしい。移設を要望。
・北側空中回廊部のH-IIフェアリングの北側に描かれている足マークの意図が判り難い。説明を追加して欲しい。
・A2ゾーンの「飛燕」二型のプロペラの位置について。
・S5ゾーンの火星探査機オポチュニティのパノラマ・カメラの向きについて
・A2ゾーンの照明の改善について。
・・・等々

4. ボランティア勉強会:「N-70シグナス・モーターグライダー」
今回は、A3ゾーンに吊り下げ展示されている、N-70シグナス・モーターグライダーについて、ボランティア鰐部さんから解説をしてもらいました。

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【日大式N-70型「シグナス」動力滑空機】
 
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【ボランティア勉強会の様子】
 
N-70は日本大学理工学部の木村秀政教授の研究室が1970(昭和45)年に設計・製作した、戦後初となる本格的な国産モーターグライダーです。
勉強会では、N-70を製作した当時の記録映画の上映も行われました。

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次回のボランティア月例会は、11月2日(土) 10:00~の予定です。

 

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お昼休みを挟んで、午後13:30からは6月以来4カ月ぶりとなる屋外展示機YS-11の特別機内公開です。

大規模再塗装後、初めての機内公開となりました。
左舷エンジン・ナセルのカバーも開放、塗膜の剥がれが著しかった内側塗装も塗り直されました。

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【今回、エンジンの点検パネル内部も再塗装されました】
 
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【YS-11機内特別公開の様子】
 
ご支援いただきましたボランティアの皆さん、ご苦労様でした。

次回のYS-11機内特別公開は、11月9日(土)を予定しています。
 

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[宣伝:各務原市観光交流課から]

各務原市のふるさと納税返礼品として、岐阜基地航空祭開催時(今年は11月17日(日)です)に、市水道事業庁舎の屋上に特別観覧席を設けたとのことです。
詳細については各務原市ホームページを参照ください。

航空自衛隊岐阜基地 航空祭 2024 観覧席(各務原市水道庁舎屋上)|各務原市公式ウェブサイト (kakamigahara.lg.jp)

 

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