今日はボランティアによる展示機スポット・ガイドの日です。
本日のスポット・ガイドは、午後に講演会があるため午前中のみ、
『T-2 ブルーインパルス』と『各務原空襲・技術者はそのとき』の2つです
午前中の『T-2 ブルーインパルス』 のボランティア・ガイドはボランティア若手のホープ・吉村さん。
T-2のガイドは初めてでしたが、彼の得意なイラストを交えてわかりやすく解説しました。
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『T-2 ブルーインパルス』のスポット・ガイドの様子】
続いての『各務原空襲・技術者はそのとき』のボランティア・ガイドは私めです。
空宙博のガイドでは、いろいろ考えるところがあって極力、戦争の話はしないようにしているのですが、企画展棟"スペースボックス"で開催中の企画展「飛行場の町」で各務原空襲の展示コーナーがあることに合わせて、今回こっきりの特別編として1945年6月の各務原空襲時の川崎航空機工業関係者4人の方の回想や談話を紹介しました。
実際に私が聞き取りをしたときの証言録音を流したりしたので・・・ちょっと持ち時間をオーバーしちゃった。
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『各務原空襲・技術者はそのとき』のスポット・ガイドの様子】
解説では、戦時中に「飛燕」設計に関わられた松井辰彌さん(戦後・岐阜大学工学部名誉教授)の談話も紹介しました。
こちら -> 「飛燕」設計関係者との懇談録
次回のボランティアによるスポット・ガイドは、6月8日(日)を予定しています。
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午後は、開催中の特別企画展「飛行場の町-各務原が育てた技術者と産業-」のイベントのひとつ、
講演会「船のまちと飛行機のまち ~違うけど似ている 呉市と各務原市」が開催されました。
講師は、広島県呉市の呉市海自歴史科学館・大和ミュージアムの久保健至さんです。
大和ミュージアムとは、同館のボランティアの方々の活動内容を参考にさせていただいたり、2020年に開催された「海から空へ」企画展の展示で協力させていただいたり、船と飛行機の違いはあれど親近感をもっています。
第一部では、大和ミュージアム・久保学芸員と当博物館の安福学芸員(がんばれ~)が、それぞれ呉市と各務原市の歴史や成り立ちについて紹介しました。
また、第二部ではお二人によるパネルディスカッションが催されました。
【講演会の様子】
(講演中は撮影禁止となっていましたので、講演開始前の写真です)
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